避けられる時・問題から逃避行動する人へのアプローチはこれだ!回避型の人との付き合い方
ある一定数の割合で人間関係やあらゆる課題から回避行動を取る人はいますよね
その人の心に踏み込もうとしたら避けられる、逃げられる
問題解決で指南しても向き合ってくれない、対応しない
そういった悩みを抱えた方はいるのではないでしょうか?
今回の記事では回避型の人格を持った人に対してどのような対応をしていけばいいのか考えていきたいと思います
では見ていきましょう
1. 回避型はどんな人か
そもそも回避型の人とはどのような人なのでしょうか?
具体的に例をあげると以下のようなものです
※ もちろん他にもあります
- 自己開示が苦手
- 対人関係に強い緊張をもちやすい
- 警戒心が強い
- 時間をかけても関係が深まらない
上記から良い対人関係を構築するのに非常に困難な人格であると想像できますよね
家族、友人、会社の同僚で回避型の人と親密な関係を構築しなくてはないない状況の時、どのように接すれば懐に入ることができるのかわからないと考える人は少なくはないでしょう
回避型の人はどのような思考を持っていて、どのように接すれば少しでも親密な関係を構築することができるのか見ていきたいと思います
2. 回避型の人はどんな考えを持っているのか
回避型の人の思考を覗いてみましょう
回避型の人は大きな問題になるまであらゆる問題を避け続けます
その理由としては、幼少期にどのような育てられたかに起因しますが、基本的に「相手に期待しない」・「この人は自分にとってのメリット/デメリットはどうか」「問題を避けることで自分を守る」といったような思考回路になっています
相手に期待しないので、自分のこと相手に話しませんし、相手を信用していません
他者との親密な関わりを避けます
利害や力で、結びつく関係が信頼できるものと考えるます
そのような相手にいくら質問をかけても避けられるだけで関係はさらに悪化するのは皆さんのご存じのとおりです
回避型の人は幼いころ、親などの大人に構ってほしくても構ってくれないといった経験から、感情(愛情など)を表に出しても、傷つくことを学んでいます
それであれば、最初から何も求めず、何も感じず、誰も愛さない/誰にも愛されないことが一番自分守ることになります
ではどのような関わり方をしていけばいいのでしょうか?
3. 回避型の人と仲良くなるためのアプローチ方法
回避型の人の懐に入ることは非常に困難で、相手は懐に入ろうとするものから逃げます
そうだとしても、相手の懐にどんどん飛び込んでいくこと・誠心誠意向き合うことで改善することがありますがハードルは高いです
「どうしたの?」「何を考えてるの?」と詰め寄ったところで、「別に…」と返されるでしょう
ただ、相手に依存する事を恐れ避けるということは、逆に欲求があるということです(本当は構ってほしい、ただ不安…のような)
欲求があれば希望があるということですが、果たしてどのような接し方をすれば効果的なのでしょうか
3.1 関心を共有する
回避型の人の甘え方は、相手をモノのように扱い支配します
自分の思う通りにすることを好みます
このように過ごさなくては幸せになれないのです
そのため、うまく近寄るには相手の関心を共有することです
相手の関心を共有することで思い通りにできたと考え、その中で信頼関係が生まれ、少しずつ心を開いていきます
今まで聞いたことのなかった心の内を話してくれるようになるもしれません
3.2 遠回しな語り掛けをしない
回避型の人は細かい気づかいや感情的な表現が苦手です
こちらは相手を傷付けないように探るように遠回しの表現をしがちですが、これは回避型の人が苦手とする会話です
単刀直入に話すことが効果的です
そして、はっきりとした好意を示し、敬意を払った会話を心がけることが大切です
3.3 共感するだけでは足りない
共感をすることによって心地よく感じる場合もありますが、人によっては「こんなに親身になってくれるのは何かあるに違いない/しごとだからだ」であったり、「うわべだな…」といった思考に陥ります
みせかけの共感よりも「得になるものをくれ」が回避型の考えです
これまで共感されて幸せを感じたという経験をしておらず、それを断ち切って生きることで自分を守ってきたため、いざ共感されたとしても「それで?」といった感じになってしまうのです
どんな接し方がいいのかと考えると、相手の関心があることに対して、関心を持ち「同じ趣味嗜好をもった友人」として接するのです
そして、相手が話してくれる状況となった時に「相手から求められたこと」について、控えめに教えてあげます
「この人の言うことは役に立つ、言う通りにしてみよう」と思わせることが重要になります
3.4 後押してあげる
回避型の人は、自分の面倒な課題から逃げる傾向があり、問題が大きくなるまで回避し続けます
自信は解決したいと思っているが、恐怖や不安で自分では踏み出せないことが多いのです
本当の心の中では、それを一緒に乗り越えてくれる人を探しています
背中を押してあげるような声掛けを心がけてみましょう
4. さいごに
回避型の人は非常に繊細でなかなか心を開いてくれません
良い関係を構築するには時間がかかります
時間がかかるというのを受け入れて、少しづつ信頼関係を構築し、相手にとってのセキュアベースとなることができればゴールと言えるでしょう
回避型の人格は幼少期の育てられ方に大きく影響されているとされていますが、それは誰しもが影響されているもので、人によってさまざまな人格が形成されています
個性ですね
相手に合わせたコミュニケーションを心がけることで、対人関係の問題は良くなっていきます
今回は回避型の人の思考などから、付き合い方について述べていきました
参考になれば幸いです
ではっ
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