マルチ商法で狙われる人・加入してしまうのはどんな人?当てはまる方は注意です
日本にはあらゆるマルチ商法の集団が存在してますよね
こういった組織の勧誘には人間心理が大きく関係しております
今まで勧誘されたことがない人にとって、こういう組織があるんだという認識をしてもらうとともに、勧誘場面に遭遇しないようにどんな行動を心がければいいのかといったことを今回挙げていきたいと思います
では見ていきましょう
1. 最近流行りのマルチの集団
最近、某都道府県職員の人が逮捕されたニュースがありましたね
某会社への会員登録という目的を告げず、登録を勧誘したとして特定商取引法違反の疑いによる逮捕です
今回は一つの会社がニュースとなりましたが、所々であらゆるマルチ商法の集団は存在します
「環境」という名称のない組織もあるようですね
今回の事件は追放されたか、何かしらで逮捕されましたが
怪しいと認識しながらも、そのままメンバーに加入してしまう人もいるでしょう
なぜこのような組織に加入してしまうのでしょうか
今回はその部分を心理的に深堀していきたいと思います
2. なぜ怪しいと言われているのに加入してしまう?
「マルチ商法」と聞くと、マイナスなイメージを抱く人が多いでしょう
「私たちはマルチですよ」とアピールすることはないですが、一緒に過ごすと薄々気づいてくるものですよね
薄々気づいていたとしても、なぜこのような組織に加入してしまうのか疑問です
何点か気になる点があるのでひとつずつあげていきたいと思います
2.1 仲間意識
非常に仲間意識を強く根付けられます
大人になるほど友達を新しく作るということは難易度が高いと感じる方は少なくないと思います
社会人に多いと思うのですが、
仕事の中では、人間関係に「利害一致」がある人と仕事をします
それが影響し、自然と人間関係を「損得感情」で選択してしまうものです
「あの人は女の友人が多いから付き合っていれば出会い増える」や「あの人お金持ってておいしいご飯おごってもらえるから一緒にいよう」というように人間関係を損得で考えてしまうのです
なので、「協調」や「共感」を重視した本当の意味での友人はできにくくなるんですね
その結果、現代社会では「孤独」が深刻な問題になっています
「土日休みでも一緒に飲みに行ける友達がいない」であったり、フルリモートで仕事している人の中では「リアルな人間と1週間話してないな」ということは多くあるでしょう
人間は本来社会的な生物であるために、「孤独」を耐えれる人は少ないのが現実です
そこに、集団組織であるマルチ商法の集団が近づいてきます
「私たちと一緒に過ごせば、こんな仲間たちと出会えて、素晴らしい人々に出会えるよ!」といった感じでしょうか
人間の弱みに上手く漬け込みますよね。。。
2.2 社会的地位の証明
おおよそのマルチ商法の集団はこの証明を大事にしています
誰もが知る有名人をある集会に招待し、登壇させます
それによって、この組織は「あの有名人を呼べるほどの良い集団」なんだと勘違いさせるのです
また、その有名人にはその組織が決めた台本を話させます
「有名人が言うことだからこの組織はまともですごいんだ」と思わせるわけです
若い人ほど騙されるのではないでしょうか?
私はこの集団に所属すれば、特別になれると勘違いするのも無理はありません
人間は誰しもが特別でありたいので
2.3 偽造の成功者を実現
居酒屋やハブ、クラブなどで声かけられて実は私マルチ集団でしたという経験はありませんか?
よくあるんですよ
自然に出会いやすく、声がかけやすい環境ですから
よく見るとその人たちは成功者風な恰好や話しをするのではないでしょうか?
それを「すごい、この人についていけば私もなれるのかも」と思ってしまうものです
高ブランドの服や装飾品などを身に着け「成功者」と思わせるんですね
⇒ お金がないと高ブランドのものは買えないので、「この人お金持ってる」となるわけです
でも実は、「全然お金ない」のが実情です
下っ端ほど、上の人にお金を吸い取られているという組織構造があります
なので、下っ端を作りたい → 街中で声かけるということなのです
中堅以上はそんなことをしなくても、下っ端が下っ端を作ってくれるため、必然的にそういう場にはいないというのは想像できるのではないでしょうか
その場に成功者はいません
3. マルチ関係者から遠ざかろう
マルチに勧誘され入ったとしても、金銭的にも時間的にも搾取されることがほとんどです
上位の人は恵まれた環境にあるはこと間違いないですが、ほとんどの人が「損」をします
そういった人に近づくべきではないのです
以下を注意するとマルチ関係者から遠ざかる確率が下がるだろう思っています
- 激安の居酒屋,立ち飲み屋,バー,パブなどの利用をなるべく避ける
- 出会いの場・通りなどには立ち寄らない
- SNSなどであまりにも相手からの誘いが多い場合にはこれも避ける
マルチ関係者は「ひとまず人と出会える場に出向き、人を勧誘する」ことを目的に行動しています
そのため、勧誘しやすい「孤独を抱えた人」,「出会いに飢えている人」,「金銭的に問題を抱えた人」を探すわけです
その標的にならないように行動するあるのみなのです!
4. さいごに
現代では、SNSの発展やコロナウイルスの蔓延により、人と人との物理的な距離が離れ、貧富の差が大きくなる傾向にあります
その中で、「孤独」・「貧困」という問題は大きくなり、比例して何かしらの組織(集団)への所属・他者への依存力を求める力が大きくなっています
マルチ集団はそこを狙っています
特に若者は狙われやすいです
マルチ集団に所属することによって、「孤独感を改善できるからいいじゃん」という人もいるかもしれませんが、それは「ひと時の魔法」にすぎません
損得感情が混じった人間関係だからです
本当の意味で「孤独感」は消えないでしょう
以下の記事で「孤独」とその改善への道筋に関する内容の載せていますので、興味のある方はチェックしてみてください
今回の記事で、今まで勧誘されたことがない人にとって、こういう組織があるんだという認識をしてもらうとともに
少しでもマルチ集団とは関係がない生活を送ってもらうこと望んでいます
ではっ
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